ハルピン遠東理工学院は1994年創立した大学で、前身はハルピン理工大学遠東学院である。2012年3月に国家教育部の認可を受けた独立した普通本科大学である。創立25年以来、学院は高い素質を持った応用型創新創業人材の育成を目標とし、経済社会発展の人材への需要に応じ、主に就職を見据えた、グローバルな教育に力を入れ、一流大学のレベルに近づけるよう努力を続けている。
当学のメインキャンパスは 景色の美しいハルピン松花江畔の「大学城」に位置し、敷地の総面積は53万平方メートル、校舎建築面積は25.2万平方メートルである。牡丹江キャンパスは牡丹江新区に位置し、土地面積25万平方メートル、校舎面積2万平方メートルである。校内はローマ風建築群で構成され、教学及び生活施設が充実しており、世界各地から来た学生に快適な学習生活環境を提供している。
当学にはロボット学院、電機工程学院、土木建築工程学院、経済管理学院、国際教育学院、芸術デザイン学院、継続教育学院の7つの学院があり、工学、理学、経済学、管理学、文学、芸術学の六つの学科と27の本科学科があり、在籍学生数が9000人余りである。
当学の特色として、産教融合を掲げており、応用型人材育成を重点目標に、実践教育を強化し、学生の実践能力とイノベーション精神の育成に力を入れている。当学は中国で初めてロボット学院を設立した大学で、当該学院(ロボット学院)と上海太敬グループは産学連携にて ロボット教育のプログラムを開発し、中国における産業化の実現のために、既に全国11の都市でロボット体験館を作った。また、学生の課外トレーニングセンターとして、重要な役割を果たしており、その製品開発、製造、研究開発能力は国内同業者の先頭に立っている。
当学は実力のある教師陣を備え、「人材強校」(人材を育成により強い大学になる)戦略のもと、教師陣営と管理陣営の双方を重視している。409人以上の教職員が在籍、その内修士、博士卒が90%以上、準教授以上243名が在籍している。同時に、著名な企業や科学技術機関から100名以上の学術知識と教育経験豊富な専門家を非常勤講師として招き入れ、専任の教授と準教授を主体とした常勤と非常勤で構成された優秀な教師陣を形成している。当学の教師陣は、過去2年間、70以上の国家及び黒龍江省の教育研究プロジェクトと30以上の一般研究プロジェクトに取り組み、300本以上の論文を発表、各種著作の出版以外に100以上の教科書を出版し、80件以上の国家特許を取得している。
当学は充実したインターンシップ制度や高度のロボット技術など10ヶ所の実験教育センターと90ヶ所以上の施設があり、新制大学教育に相応しい実用的な教育システムを構築している。 教師陣の指導の下、学生達は独立したイノベーション実験や課外科学技術活動を行うことができ、大学内外での研究開発に大いに役立てている。
当学の図書館はシンプルでありながら優雅な建築で、紙書籍が81万冊あまり、各種新聞・雑誌が600種以上、電子書籍等の資源が9500GB、先進的な電子閲覧室と文献資料データベースを所有している。スポーツ施設が整備され、バスケットボール館、バドミントン館、卓球館、新体操館、室内サッカー館、屋内スケート場、スポーツジムなどの施設がある。標準整備の400メートルタータントラック、敷地面積1.5ヘクタールを占める敷地にサッカー、バレーボール、バスケットボール、地域フィットネス及び冬季スケート場が整備され、他に黑龍江省唯一のハイレベルのアーチェリー試合場があり、学生のスポーツ教育と課外スポーツイベントのニーズを十分に満たすことができる。
当学は学園文化活動を重視し、中華文化を中心とした多文化融合を推進している。学院には遠東大学生国際弁論会、大学生国際芸術団、金融投資協会、文学社、武術社等20以上のサークルがあり、定期的にロシア、韓国、日本等をテーマにした文化祭を行っている。2012年から、連続6回にわたって全国ロボット設計大会を開催し、今では学院を代表するブランドイベントになっているだけでなく、学院の科学技術力の見せ場となっている。また、学院主催の大学生科学技術文化芸術祭、体育文化祭、アパート・フェスティバル、サバイバル体験など 多彩なイベントがあり、人気を博している。留学生達は学園文化活動を通じて、精神生活を豊富にし、体を鍛え、個性を活かし、楽しい大学生活を満喫しながら、成長している。
当学は「国際基準に照らし合わせ、世界と歩調を合わせる」を学院経営理念とし、経済グローバル化を主眼に置き、教育のグローバル化を力強く促進している。教育、科学研究、文化の国際化戦略を実行し、近年では東北アジア、“一帯一路”沿線の国家ロシア、韓国、日本及び欧米の大学、科学研究機構と積極的に提携を進め、世界各国の学生に大きく門戸を広げている。
ようこそハルビン遠東理工学院へ!